「朝夕15分 死ぬまで寝たきりにならない体をつくる!」宮田重樹

この本もささっと読む。
「年をとっても寝たきりになりたくな」くて、
「いつまでも若々しく元気で、自立した生活を送りたい」
人に向けた本。

要は、適度な運動を無理せず続けて、人間関係を豊かに保ち、
常に新しいことにチャレンジせよ、ということだな。
ガッテンでいつも触れているようなこと。

ま、わかってはいても、年をとって身体が弱ってくると、
どうしても、精神的にも肉体的にもマイナス方向へと傾くので、
耳タコになろうとも、こゆ本やらガッテンやらで刺激を与えて
実践し続けなくてはならない、っつうことだ。

オレの職業病ともいえる腰痛ストップのための4つの運動は特に。
「先天的な障害がある場合を除けば、「姿勢の悪い赤ちゃん」
というのはまずいません」という1行、説得力、抜群っ!

ー(長音記号2) ー(長音記号2)  「大人の千羽鶴」に参加中。つがいの鶴を被災地宛てに飛ばそう!


「平成猿蟹合戦図」吉田修一

せっかくの休日は雨。
昼頃、すこし雨が止んだ時間帯にウォーキングに出たが、
すぐに雨が勢いを増してきたので、速攻で家に戻って、
今日は読書の日と割り切る。

九州の五島列島から、先に上京した朋生を追って、
幼い子ども瑛太を抱いて上京した美月。
歌舞伎町の雑居ビルの階段横でうずくまっているところを、
バーテンの純平に拾われる。
一方、チェロ奏者の湊は自ら起こしたひき逃げ事故を、兄に
肩代わりしてもらっていた。
ある日、湊のもとに、ひき逃げ事故の目撃者と称する者から
電話がかかってくる。
電話をかけたのは、事故を見た純平とつるんだ朋生だった。

本書の出だしはこんな具合なのだが、読み進むうちに、
ストーリーは、各登場人物の間で絡み合いもつれ合って、
いつしか、純平は衆議院選挙に立候補することにな~るっ!?
う~ん、ちょっとご都合主義のような気が...。

読後、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」という、
歎異抄の一節をふと思い出した。

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「身近な統計('12)」放送大学

4月は、何かをはじめる季節。
ということで、今年は統計を勉強することに決めて、
手始めに放送大学のこの番組を見はじめた。

ら、滅法界に面白い。
中でもタイムリーで素晴らしい内容の企画が、
番組内の「シリーズ 統計と社会との接点」。
第1回は、スポーツアナリストが野球とサッカーでの
統計的分析を紹介する。

タイムリーかつ興味深いのは、
かのダルビッシュ投手の投球内容の分析。

まず、2006年と2010年の彼の球種の特徴を紹介する。
2006年にはストレート49%に対し、2010年には30%に落ちる。
ただ、2006年にはストレートの球速は全て150km/h未満だったのに、
2011年には150km/h未満45%、150km/h以上55%と、
ぐ~んとストレートの球速が上がっている。
ストレートの平均球速は、2006年145km/hほどが
2011年には151km/hほどに上がっている。

2006年にはストレート中心の押せ押せ投手だったのが、
2011年には多彩な変化球で打者を惑わせておいて、
決めるべき時には最速ストレートで確実に打ち取る投手に
変わっていった。

ほうっ! なんという鮮やかな彼の変化と数値的な裏付け。
今日の彼の大リーグ初登板でも、多彩な変化球は生きていた。
最速ストレートのコントロールはいまいちだったみたいだけどね。

他にも、得点確率とか勝利寄与度とか、興味深い分析がいくつも。
毎回が、
スポーツ観戦オタクのオレを楽しませる内容ではないだろうが、
この番組、しばらく追っていこう。

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「ズッコケ中年三人組age46」那須正幹

誰しも年を取るし、いつかは死ぬ。
わかりきったことだが、若い時分には、
あまり身近に意識することはない。

ちょうど、不惑を越えた頃になってから、
伯父や伯母など親の世代が続々と年老い亡くなっていき、
よく見知ったすこし上の世代の芸能人が鬼籍に入ると、
いよいよ自分の世代にもその波が近づいてきたと悟るのだ。

三人組の恩師・宅和先生が脳出血で倒れた。
闘病もむなしく、先生は亡くなってしまう。
死後、先生に隠れたスキャンダルが発覚した!?

三人組も、不惑を大きく越えて
老いと死を身近に感じる年代となった。

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「トコトンハテナ 最終回」テレビ東京

今日がこの番組の最終回。
終わってから言うのも申し訳ないが、
オレはこの番組をずうっと見ていた。
番組が7年間放映していたから、少なくとも6年半くらいは、
この番組を録画して見たなぁ。

不真面目なオレだから、
興味ないテーマの週はすっ飛ばしたこと多だけど、
今日の総集編で紹介されたエピソードはほぼ覚えていた。

そうそう、芸能界の大御所の高橋英樹さんを、
クワバタオハラのオハラがひどい扱いをするんだよなぁ。
それに、けっこう暖かく応じる高橋さん、おみごと!

クワバタ、元カレの写真をごみ処理したのに、
そのカレとその後、結婚、出産のレポートはおみごと!

前は、確か電事連だか東電のスポンサードだったと思うけど、
あの事故以来、介護関係のスポンサーを得て
番組が続いていたのは素晴らしいと思う。

次は、どゆ番組になるのだろう。
タレント中心とはいえけっこうキラりと光っていたので、
変な番組になるのはヤだなぁ...。

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「黄昏流星群~死滅する星」弘兼憲史

この本を読んでいる時に、
10年くらい前に読んだこの漫画のことを思い出して、
ぜひもう一度読みたいとネット検索し、
ようやく入手し読んだ。コミックス第12巻。

いくつかの重要なキーワードがある。
いわく、
・老人は役立たずで汚くて金を遣う。早く死んだほうが社会のため
・がんの特効薬が発明されたが、高価過ぎて庶民には手が届かない
・社会的立場がなくなり、多くの老人が生きる意味を見失っている
などなど。

こういった状況から、「極上の夢を見ながら死に至る」
新薬「パライソ」を飲んで死ぬことを主人公は考える。
売人との取引を終えたあと、
「一緒に死にませんか?」
と声をかけてくる女性がいた。

老人をめぐる社会環境は、いま次第に悪化の傾向にある。
「七十歳死亡法案、可決」てな本も出ているから、
もしかすると、将来、強制○処分の日が来るかも。
いや、まさかね。

けど、○処分とまではいかなくても、
新型感染症のパンデミックの際には
トリアージのいっちゃん後ろには回されそうだな、

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「黒部の太陽」監督:熊井啓/NHK BSプレミアム

この映画は、小学校の頃に地元の映画館で見たのだが、
長ぁ~~~い映画のためほとんど寝ていたようで、
いま見ても全く内容を覚えていない。

けど、やたら印象だけは強く残っていて、
できればもう一度見たいと、ずうっと思い続けてきたものだ。
なぜか、ビデオにもDVDにもなってないし。
それが今夜、NHK BSプレミアムでやっとかなった。
ただし2時間20分の編集版。

うっわ~、人が渓谷に落ちるシーンがやたらと。
もちろん人形だろうが、幼少には強いシーンだ。
ノーズの長いダンプにワイヤー駆動のパワーショベル、
昔風のダイヤル式のデカい金庫などなど...、なっつかしい!

樫山文枝さん、若っ!
金八先生第3シリーズでの保健の先生役、好きだったなぁ。

天井の補強材のきしむ音、地鳴り、おっかない。
次いで噴き出す水、天井は崩れ襲う土砂、破砕帯の恐怖。
ハサイタイなんて難しい言葉、当時はみな知ってたよな。

辰巳柳太郎さん、この映画での悪役、みごと!
タバコをくわえての演技は、アドリブ??

うわっ、三船敏郎演じる父親の三女役に川口晶さん、発見!
このコ、今に至るまでのオレのぴったしストライク! (^_^;;;
「雑居時代」の大原麗子さんの妹役、好きだったなぁ。

娘の白血病と破砕帯と。
苦悩する三船敏郎さん役北岡。
当時、三船さんは40代後半、まさに男盛り。
腹筋が割れているかどうかは確認できにゃかった (=^・^=)

手強い破砕帯にもようやく光明が...。

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「秘密。―私と私のあいだの十二話」ダ・ヴィンチ・ブックス

本書は、わずか4ページのショート・ショートを6組12編
集めた短篇集なんだけど、一瞬の事実をAB両面から表現する。
そうして、読後に余韻が残る。
後がどうなるのか、読者が想像し創造して楽しむ。

「彼女の彼の特別な日」の彼と彼女がどうなったのかとか、
「百合子姫」と「怪奇毒吐き女」との道夫の今後とか、
「ダーリンは演技派」での杉原と園子の10年後とか...。

全てを説明してしまう昨今のドラマや映画を嘆く輩は多い。
「カーネーション」がプロ受けするのは、説明を省いて
見るものの想像力を喚起するせいとも。

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「さらば雑司ケ谷」樋口毅宏

先に読んだこの本と、或る意味、正反対のイカレた物語。
だが、キーワードは似ている。「強制殺処分」。

「この世に神はいない」
「俺たちは現世において、現実において、自分自身の手で道を切り開いて
 いくしかないのだ」

道を切り開くためには、手段は選ばない。
何事においても、そゆこと。
なんだけど... (^_^;;;

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「ドキュメント口蹄疫」宮崎日日新聞社

読書モードがオンになったので、
久々に重いものを読もうと本書を読み始めたものの、
重すぎた... (^_^;;;

本書は、2010年春に宮崎県で大発生した口蹄疫を、
地元新聞社が発生から終息までつぶさに追ったドキュメント。
結果的に29万頭もの大量の牛や豚を殺処分してようやく終息した、
この未曾有の災害は、初期対応の不備、種牛救済騒動などなど、
多分に人災の色が濃い。

強制殺処分という手が使える家畜だからこれだけの被害で済んだ、
とも言える。
ヒトの場合だったらどうなるのだろう?
という疑問が、本書を読んでいる間に消えることはなかった。

ところで、話はまったく違うが、本書の泣き所は
スピン(ひものしおり)が無い点。
あまりのシーンに一時中座したのちの復活の呪文が、
いまいち効果的にとなえられにゃかった (=^・^=)

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「ズッコケ中年三人組age45」那須正幹

かつて三人組を助けた人の、お兄さんが訪ねてきた。
お兄さんは、いまも弟を、彼らの恩人を探している、と。
ハチベエら三人組も、恩人の行方を追いはじめた。
が、事態は彼らのテレビ出演という思わぬ展開に。

今回は、ハチベエ夫婦のなれそめや、モーちゃん夫婦の過去、
そうして、ハカセと陽子のその後についても進行する。
作者が前作で約した結論やいかに??
じつは、その結論に至るラスト10数ページが、
なっかなか読めなかった。
ハカセらしい、ベタというか、こっ恥ずかしいっつうか... (^_^;;;
どうなったのか、それはもちろん読んでみてのお楽しみ。

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「ズッコケ中年三人組age44」那須正幹

今回は趣味の話。
渓流釣りにハマったハチベエ、
モーちゃんとハカセを誘って釣り行に出かけ、
成果を見せびらかす写真を撮った。
ふと見ると、ハチベエの横に妙なモノが写っている。
三角頭に太い胴体、短くて細いしっぽ。
え、これってもしかしてツチノコ!?

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続きを読む(ネタバレあり。ご注意を)

「ズッコケ中年三人組age43」那須正幹

今回は、ハチベエ裁判員5になるの巻。

ハカセの家の近くで起きた殺人事件の裁判で、
ハチベエが裁判員となった。
検察は有罪を、弁護人は無罪を主張する難しい裁判のだ。
よりによって、一番裁判員に向いてなさそうなハチベエに
白羽の矢が刺さるとは!

ズッコケ流に裁判員制度を詳しくなぞっていく本作。
ハチベエらしい見せ場もあるし、
読み手の予想する展開で進んでいくものの、
疑問の1つは晴れないままだった。
ところが、ラストのラストで仕掛けをして終わる。

次作への持ち越しにはならないだろうから、
意味深だにゃ (=^・^=)

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「ズッコケ中年三人組age42」那須正幹

これはいまいちだったが、
今回は文句なく面白い!

モーちゃんの娘佳奈が学校でいじめにあっているらしい。
担任に相談したが埒があかない。
一方、ハチベエの長男一平の様子もおかしい。
朝、家を出るものの、学校へは行ってないようだ。
モーちゃんはハカセに相談し、
ハカセは知り合いのベテラン教師に相談した。
ハチベエは一平の頬を張り飛ばしたっ!?

新人研修をしていた時に、
目立ちたくないけど目立ちたい症候群な新人たちに驚いた。
彼らは、他の新人にわからないように自分をひいきしてほしい、
そう願ったのだ、それも皆が。
他に目立つようにひいきするといじめられる、のだと。

そんな難しいこと、オレにはできな~い。
生きづらい世の中だにゃ (=^・^=)

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「舟を編む」三浦しをん

新明解国語辞典(愛称:新解さん)にハマったのは15年以上前のこと。
なにせ、動物園のことを「捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し
(中略)飼い殺しにする、人間中心の施設」と記している。
手元にあった旺文社国語辞典では「種々の動物を養って、一般に
見物させ、また保護・繁殖を図る所」という穏便な表現だから、
当時のオレの驚きは果てしないものがあった。

テレビで多く取り上げられ、赤瀬川原平著「新解さんの謎」は
ベストセラーにもなった。
新解さんという辞書は、これを編纂した編集者の血や汗の匂いに
満ちている。そう思ったものだった。

本書は、そういった国語辞典の編纂をする編集者の側を描いている。
恐ろしいほど作業量の多いこの仕事をどんな人がやるのかを
十二分に納得できるエピソードが満載だ。

寄る年波、老眼になったせいで最近はめっきり辞書を繰ることが
少なくなったが、本書を読みながら新解さんを繰る自分がいた。
新解さんは新解さん、相変わらずわらかしてくれる (^_^)

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「ズッコケ中年三人組age41」那須正幹

これで復活したズッコケ中年シリーズ第2弾。
かつて2ケ月だけ転校してきて風雲を巻き起こした女の子が、
カリスマ占い師となって3人組の前に再び現れる。
冒頭は、この年齢にはもはや当たり前の
健康診断の話題から。

う~ん、内容はいまいちだが、
怒涛の読書モード・オンに乗っかって、
いっきに読み終えてしまう。
いかに仕事がヒマなのか、だにゃ (=^・^=)

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「あまからカルテット」柚木麻子

男の4人組なんてむさくるしくて汚くて臭そうだけど、
女の4人組は、晴れやかで綺麗でかしましい!?

本書は、そんな女4人組の物語。
中学生の頃から大の仲良しの4人組、
アラサーの今になっても、
メンバーのうちの誰かのSOSに応じて残りの3人が解決に動く。

今日の課題は「お稲荷さんの君」の捜索。
メンバーの1人ピアノ教師の咲子がひとめぼれした相手を、
お稲荷さんとジャズを手がかりに探そうというのだ。

編集者の薫子は、同僚のグルメ編集長とともに
有名なお稲荷さんを食べ歩き、
料理ブロガーの由香子は、お稲荷さんの味を再現して、
そのレシピを公開し、
美貌の満里子は、合コンで知り合ったジャズ研メンバーとともに
手がかりを探っていく。

軽妙洒脱なポップな文章で、すいすいと読ます。
読んでいて、中学の頃に読んだ星新一「流行の鞄」を思い出す。
なぜだろう?
たぶん、リズムが似ているのだろうなぁ。
1話ごとのページ数も同じくらいだし。

ひとことで言うなら「痛快まるかじり!」。
これはおすすめ。

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「めぐりくる夏」那須正幹

これこれに続く完結編。
和子の娘志乃が小学6年生になった頃から2010年夏までを、
お好み焼きの進化とともに描く。

前作終盤に起きたあ!なことには実は続きがあって、
志乃にできた新しい友人の存在がきっかけとなって、
だんだんと和子と志乃の心を翻弄していく。

オレにとってのお好み焼きは家での父の味だったが、
中学の時に我が家の裏手にあったお好み焼き屋も原点の1つだ。
当時は山口県に住んでいたが、このお好み焼きは広島風だった。
おばあちゃんが1人でやっている駄菓子屋も兼ねた店で、
野菜だけの一番安いヤツが30円、
3時のおやつにちょうどの量だった。
とんかつソースにウスターソースを混ぜて作った、
独特の甘辛いソース味が懐かしい。

そういえば、
父は、被爆した時の話を一切しなかったが、オレが小4の頃、
腕から出たというガラス片を見せてくれたことがあった。
被爆時に身体に入り込んだガラス片が、20年を経た後に
ポロッと身体から出てきたのだと。
角が取れてすっかり丸くなったガラス片は白く濁っていた。

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「様々な予感」那須正幹

今日の休みは雨だったので、ウォーキングにも出ず、
スーパーボウルの時間以外はずうっとこの本を読んで、
先ほど読了した。

女性の話す広島弁の滑らかな優しい響きは、
ここでも触れているように、とても美しい。
広島が舞台の本書も、全編に広島弁が話されている。

これの続編。
前作は、広島で被爆した靖子が娘和子とともに
お好み焼き屋を開業するまでが描かれた。
今回は、娘和子が大きくなっていく様を、
和子中心で描いている。

ラストであ!と驚く展開が待っていて、
最終作へと続く。

ところで、舞台となった己斐のJR駅は現在、
西広島駅と呼ばれているが、
オレの幼児期の記憶では、駅のアナウンスが、
「こぉ~い~~~、こぉ~い、こぉいこいこいこいこいこいこい~~」
てな感じに連呼していたと覚えている。

いま、WiKiを調べたら、西広島駅への改名は1969年10月と。
たぶん、記憶に間違いはないとひと安心。

また、同じWiKi上に、作者とこれとの関係も判明。
やはり (^_^)
広島を旅行したくなってきたな。

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「歩きだした日」那須正幹

これの続編をと思って図書館に行ったが、
残念、続編は貸出中だった。
代わりにといっちゃなんだが、同じ作者のこの本を借りる。
う~む、存在を主張していたのはこの本だったのかも。

ここでも触れているように、亡き父は広島で被爆した。
父は、オレや妹に、その時の様子を一度も話すことはなかったが、
たまたま、父が被爆者手帳を取得する際の申請書の写しが見つかり、
そこに被爆した日やその後の状況が詳細に綴られていて、
ある程度のことがわかった次第。

我が家では、父だけしか作らないand作れない料理が2つあって、
1つがすき焼き、もう1つがお好み焼きだった。
お好み焼きは、いわゆる広島風お好み焼きで、
いまのように、そばやラーメンの麺を焼きこむものではなく、
本書の「お好み焼きいちはし」のような、
キャベツとモヤシ、ネギ、それに魚粉にとろろ昆布だけの
シンプルなそれだった。

たま~に、母や妹と父のお好み焼きの再現に挑むのだが、
どうしても再現できない。
ま、そんなものだろな (^_^;;;

ズッコケ中年三人組よりも、こっちの続編を追おう (^_^)

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